今日もスクラブで

カナダで過ごす私の日々。

Emergency!

夏の休暇が終わり、「現実」に逆戻り,通常の生活になりました。 
一昨日のことです。

準夜から申し送りをうけ、さて、とフロアへ向かおうとすると・・・

火災報知機が突然鳴り出し、防火ドアが閉まりだしました。



なんてことでしょう・・。

火の元をチェックしなければ! 急いで地下室のセキュリティ・パネルを確認。 火の元は2階の南ウィングでした。 再び急ぎ足で一階にもどり、PAを使いCode Red をアナウンス。 しかし・・今夜の私のパートナーであるナースは・・・ちょっと問題アリのRPN。 彼女がこの状況で上手く対処、行動できるかわかりません。 通常、火災報知機がなったり、停電になったりすると、すぐさま各フロアに備え付けているトランシーバーのスイッチを入れて、トランシーバーでコミュニケーションをとります。 トランシーバーで3階の状況を確認。肝心の火の元である2階はトランシーバーに応答しません。

やっぱり・・・・


私の予感は的中。 

RPNのSは、トランシーバーに応答しません。 火の元であるSの居る2階と連絡が取れないって、致命的じゃないですか。現状がまったくつかめないのですから。 私は一階を離れて現場に向かうことはできませんでした。 すでに消防が施設に向かっており、私はファイヤ・マーシャルという役割をしなければならないのです。 Sはサイト・マネージャーという役割をし、具体的な火の元の場所を確認、現場に消火器を持って駆けつける介護師らに指示を与えて、消火、トランシーバーで現状を私に報告しなければならないのです。 この非常事態で、トランシーバーに応じないSにイライラした私は、再びPAで「2階、トランシーバーの電源を入れなさい」と指示しました。 


・・・・それでも応答はありません。

そうこうしているうちに、消防隊員がやってきました。 消防隊員を誘導し、2階へ向かい、2階のスタッフへ南ウィングのどこで火の元を発見したかと尋ねると・・「異常なし」と報告されました。 消防隊員ともに再び南ウィングを再チェック。 異常なしです。 これでようやく、Code Red all clear をアナウンス。 火災報知機のアラーム解除、セキュリティ・システムを全て復元させ、やっと一段落。


その後、私はSに質問しました。
何故トランシーバーで応答しなかったのか。
トランシーバーガナースステーションのデスクに無かった、と言うのです。 最近、2階では、トランシーバーの位置をナースステーションから看護記録室へ移動していたのです。 でもね、常識から行くと、トランシーバーは緊急用に各フロアに常においてあるんですよ。そこから無くなるということは、まず、無いんです。 通常仕事をしていて、とあるモノが見当たらない場合は、大体ナースステーションか看護記録室にあるんです。 そしてこの二箇所ですが、ナース・ステーションの向かいが看護記録室なんですよ・・・。

トランシーバーで連絡がとれなければ。すぐさまPAを使ってトランシーバーが無いことを私に教えることもできたでしょう・・トランシーバーが無いとしたら、コミュニケーションの手段はPAしかないのですから・・。

この夜、私はSにお説教をし、火災訓練のマニュアルを復習するように告げました。 これが本当の火災だったら、と思うと、私はゾッとしました。 
火災報知機が鳴った原因は・・2階のコルサコフ症候群の50代の女性入所者、LSさんが警報機をいじったからだろう、とスタッフ、消防隊員は推測。

2階の入所者さん、ごく稀に火災報知機をいじって、警報機を鳴らすことがあるんです・・・。


* code redとは、火災を知らせるために使用されます。

コ メ ン ト

No title

なんともなくてよかったですね。。。
でも、おそろしや、そのRPN。。。
動物病院でも、同じようにとぼけた看護婦がたくさんいますよ。。。 一緒に働いてて、恐ろしくなりますわ。。。

寿命が縮まりましたね

案の定、といいながらこれは相当ヒヤヒヤしますね。結果として異状なしだったからまだよかったですが。。。考えてみれば、こういう場での看護関係の人と言うのは、いろんな役割をこなすんですね。安全一番!ですね。お疲れさまでした。

No title

<本当に何事も無くて良かったです。
日本でも最近、看護士の女性が自分の子供を育児放棄して
栄養不良の末、意識混濁と言う事件や
又別の看護士が包帯を切る時に
誤って幼児の指を第二関節から切り落とす、等
看護師さん=白衣の天使と言うイメージから
かけ離れた事件が続いています。
私など古い人間ですので、看護師さんは皆、しっかりしていて人格者と思ってしまうのですが
色々な方がいらっしゃるのですねぇ(~_~;)

No title

ellison家代表さん

本当に何でもなくて良かったです~!!このRPNさん。。時々私の頭痛の種なんです。 自分のAssuming で仕事内容などを判断することが多くて、その都度時間をかけて説明して、というパターンなのです。コミュニケーションにも問題があるため、一つのことを3回以上繰り返して説明しなくてはならないのが常なんです。緊急時には時間をかけて説明できないので、今回は非常に「安全」について考えさせれました。

みんみんさん
はい、かな~りヒヤヒヤしましたよ~。 火災があった場合に備えて、スタッフはそれぞれ役割があるんです。各シフトによって多少の違いはあるのですが。 あれがもし、本当の火事だったら・・そう思うとゾッとします。

りぼんねこさん

先日、日本人の友人(ナース)とお話した際にも「日本で看護師は白衣の天使」というイメージがある、という話題になったんです。 北米はどうかというと・・・想像におまかせします(笑) 育児放棄した女性は、きっとそうなるまでに複雑な背景があったのかもしれませんね。小児の指を第二関節から切り落としてしまったというニュースはネットでチラッとみました。 どのような状況下であの事故が起こったのだろう?と色々想像してみました。 看護師に限らず、世の中には色々な人がいますよね・・。 私は子供の頃、全ての大人は分別のある人達と思っていましたが、成長とともにその思いは・・・です。

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猫とつつましく、北米で生活しています。

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