今日もスクラブで

カナダで過ごす私の日々。

なんて夜!

最近、仕事で疲れて、寝て起きても身体がだるい日が続いておりました。そういうわけで、ブログの更新を怠っていました。

さて、昨日の仕事ですが、これがまた濃い勤務でしたの。(涙)  ラウンドを済ませ、施設内のセキュリティ・チェック等もろもろのNon-Nursing 業務を済ませ、サクッと書類仕事をしておったのです。 今夜は静かで良い夜になりそうだなぁ。。と淡い期待をしていたら・・やはりこういう期待を持ってはいけないのでしょうね・・。


午前2時30分。 オタワ市内の病院のER(救急救命室)から入所者、JCさんがリタ~ン。 JCさん・・・すごいキャラなんです。 なにがすごいかというと「言葉と身体の暴力行為」。 これまで二名のスタッフが彼の暴力により労災扱いとなりました。(一名は顎を骨折、もう一名は顔面に強打をくらい、現在も仕事を休んでいる) 彼の吐く言葉もすごいんです。 「ジェリー・スプリンガー・ショウの出演者と互角に戦えるような言葉」が、口から滝のようにあふれてきます。

さて、そのJCさん。ホームに帰ってきたら案の定・・・パラメディック+スタッフ総出で彼をベッドの移すのにも大騒動です。叫び、スタッフを叩こうと躍起になるJCさん。 落ち着いたかと思えばまた暴力。これはいかん、ととある薬を注射して彼を落ち着かせようとしました。 男性の暴力的な入所者に良くあるように、JCさんも女性スタッフが相手だとやりたい放題の暴言、暴力行為に出ようとします。 そのため、私は今夜の相棒ナース(男性)をヘルプに呼びました。 (昨夜はいつもの相棒RNがオフで、この穴を埋めるためのRNがおらず、カジュアルの男性RPNのAMと勤務。 )

黒人で背が高いAMがJCさんの横に立ったら、JCさん、思ったとおり静かになりました。 AMにJCさんの腕を抑えてもらい、なんとか注射に成功。  こうしてバタバタし、やっと落ち着いたかと思ったらJCさんが先ほどまでいたERの医師から電話。 これが更なる悪夢の始まりでした。 JCさんがERにいた際、二名の医師が彼を診ました。 一名の医師が「ERから帰ってよし」と判断。 もう一名の医師は「もう少しERで様子観察」と判断したそうです。 後者の医師が最終的な決断をスタッフに伝える前に前者の医師の指示のもと、JCさんはERからホームにリタ~ン。 電話をかけてきた医師は「申し訳ないが、JCさんをERに戻して欲しい」という依頼をしてきたのです。 ということで、またまたJCさんをERに転送するため、ササッと転送のための書類を用意し、パラメディックによる移動をアレンジしました。  やや暫くし、二名の女性パラメディックが到着。 彼女らにJCさんを移動する際気をつけるように、と(暴力、暴言のため)話し、JCさんをストレッチャーに移動。 ここでの移動はわりと問題なく出来たのですが・・パラメディックがJCさんを連れてフロアーを去った数分後、外から叫び声が聞こえました。 二階の痴呆フロアの入所者がまた叫んでいるのかな?と思ったら・・・それはJCさんが施設の玄関前で叫んでいる声だったのです。 叫び声のため、ダイニングルームの窓から外を見てみた介護師の一人が「JCさんよ、パラメディックが彼を救急車の中に入れるのに大変みたい」。 その直後、私の携帯電話が鳴りました。  一階の介護師からです。 「 いますぐ玄関に来て。パラメディックがTopiを呼んでいる。男性スタッフも呼んで。男手が必要みたい。」  すぐさま私はAMを引き連れて、玄関に出ました。 追って今夜の唯一の男性介護師、CCも助っ人に参上。  私を含めたスタッフ、4名、パラメディック2名、計6名でJCさんをなだめました。 まず、唾をパラメディックの顔に吐くため、まずJCさんの顔にマスクをつけました。 ああ、Haldol(私が注射した薬)、ぜんぜん利いていないな、と思いながら、みんなでJCさんのストレッチャーの足元のほうを持ち上げようとしましたが、またJCさん、叫んでストレッチャーの上で大暴れ。 これはたまらん、とパラメディックが警察を呼びました。  こうして男性警察官二名登場。 さすがにJCさん、「警察官」が登場したらおとなしくなりました。 警察官のヘルプのもと、JCさんのストレッチャーは無事、救急車の中に In~。 (救急車にストレッチャーを入れる場合、まず頭のほうのストレッチャーが持ち上がるような状態で半分入れて、その後、足元のほうを持ち上げるようにしていれるのですが、足元のほうを持ち上げて入れるようにする際にJCさんが大暴れしたのです。)  彼の過剰なバイオレンスのため、警察官は救急車の中に乗って、パラメディックと伴にJCさんを搬送。 これが済んだのが午前4時。 午前2時30分のJCさんのリターンから、午前4時までノンストップで仕事したのねぇ、私。 JCさんが施設を無事去り、やれやれ、と朝方にしなければいけない火災訓練の準備なんかしておったら、また携帯電話が鳴りました。 二階の介護師からです。 二階の入所者の容態がおかしいので診てほしいという依頼です。 二階はAMの担当でしたが、彼に電話しても電話に出ないので私に電話したそうです。 二階に行って入所者さんを診たところ、ERへ転送、と決定。 やがてAMがフロアに戻ってきて、彼に指示して 転送準備開始。 そしてパラメディックを要請。 入所者さんがパラメディックと伴に施設を去った時点で午前5時30分。  ・・・午前6時には火災訓練、そして朝の投薬をしなければなりません。 おまけに病欠のスタッフの穴を埋めるために出勤要請電話もかけなければなりません。 この時間じゃ全てはこなせない・・。 火災訓練、今日は駄目ね、とスタッフに火災訓練キャンセルの旨をつげました。 

こうして午前2時30分から退勤までノンストップで仕事。 まともに食事を摂る時間さえ無かったのでした。  こんな勤務が毎日だったら、とても身体が持たないです(涙)。 

今夜の勤務はいつもの相棒RNだから、私の負担は、この夜ほどではないので、大丈夫かしらん?!


コ メ ン ト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

FC2カウンター

プロフィール

Nikki

Author:Nikki
性別:女性
猫とつつましく、北米で生活しています。

最近の記事

最近のコメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索

リンク