今日もスクラブで

カナダで過ごす私の日々。

knowledge, skill, judgment, attitudes

一ヶ月ぶりに某医療施設へ行ってきました。 実は先月検査をしましてね。
その結果を聞いてきたんです。結果は・・・なんだかいまいちでした。

ということで、お薬が追加になりました。 これは注射なんです。
医師と今後の治療方針について話し合っていた際、新しく始める薬は皮下注射と説明がありました。 皮下注射なら自分でもできる、と私は申し出たのですが、「いや、自分ではやらないほうがいい」って。 ということで、私は施設内の薬局へ行き、注射液を受け取り、再び診察室へ。・・こういう経過を取るのも日本じゃ考えられないでしょ? 日本だと診察室内にすでに薬が用意されているじゃないですか。 

私の担当のお医者さんには専属のナースがついているのですが、生憎彼女はお休み。

代わりのナースだったんですけれどね・・・  

注射液をナースに渡したら

「はい、ジーンズと下着を下げて、。診察台につかまって、そこに立って」

えええ??

お尻にうつという前提で、こう言っている・・・・

私 「筋肉注射じゃないですよね、先生は皮下注射だっていっていましたよ」

ナース 「え??」と驚いて、注射の針先を確認。そして注射液の箱から薬の能書きを出して、読みはじめたのです。

不安だわ、このナースさんに任せて大丈夫かしら??

ナースであるのならば・・プロフェッショナル・スタンダードがなければいけません。これは、「専門職としての基本事項」とでも訳せばいいでしょうか。

Competence is the nurse's ability to use her/his knowledge, skill, judgment, attitudes,....(これ、よくカナダのRNの資格試験にも問題としてでます。)


簡単にいいますと

ナースには・・知識、技術、判断力、姿勢(態度) が必要とされます。

 たとえばナース本人が、今まで本人が投与したことのない薬を患者さんに投与するのであれば、その薬に関する知識を持っていなければなりません。その薬を投与する技術も。またその薬によって副作用が出た場合、どう対処しなければならないかを知っていなければなりません。 私は、このナースさんに患者として、そしてナースとして不安を感じました。


ナース 「すぐにもどってくるから」と退室。

ナースさんは、すぐに戻ってきて、私に診察台にあがるように指示しました。

・・・・・・・・・・・・・・・

こういう経過で、最終的に、ちゃんとお薬を投与されました。

私は医療従事者であるから、今回、ナースさんに指摘したことで、薬の投与ルートのミスを防げました。しかし、これが医療にあまり知識のない一般の患者さんだったら・・・。

コ メ ン ト

確かに

私のような一般人にはちと怖ろしい気もしますが、わからないことには何の備えも予感も無くて幸いなのでしょうか・・・
少なくとも私の少ない入院経験で言うと、看護される側の感情はなかなか不安で心細いってことが、看護する方々には案外鈍感で実感されてないことも有るっていう・・・そっちの方が辛かったですよ。
でもTopiさんのように、両方を理解できる方もおられることは医療の中の救いですね。
だからこそなおのこと、お大事になさってくださいね?

No title

ありがとうございます。 おかげさまでこの数日は、調子が良く、元気にしています。

そうなんです。

看護する側というのは、看護される側の方のことをあまり考えていないのではないかな?というのは日本にいたときも、こちらでも感じました。 これは自分が患者であったとき、職場での同僚を見て感じたことなのですがね。 たとえばそけいヘルニアの手術は、医療者からみたら「たいしたことのない手術」と見なされる事が多くあると思うのですが、患者さんは「手術だ、どうしよう、怖い」等不安に思う方は沢山いると思うんです。

この先まだ介護士さんや准看護士さん、新卒の看護士さんを指導していけるようだったら、看護技術だけでなく、精神面からのアプローチも忘れないようにと指導していければいいな、と考えています。


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